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◎ 日程第51 会議案第9号NPT(核不拡散条約)再検討会議に関する意見書提出の件

○議長(平野勝一) 日程第51 会議案第9号NPT(核不拡散条約)再検討会議に関する意見書提出の件を議題といたします。
  提案理由の説明を求めます。
  梅津伸子議員。
○11番(梅津伸子) 会議案第9号NPT(核不拡散条約)再検討会議に関する意見書提出の件について、ご説明をさせていただきます。
  今年は被爆60周年です。60年前広島と長崎における被爆で、一瞬にして約20万人もの人命が奪われました。その被爆の実相は地球上で再び核兵器を使わせてはならない、人類と核兵器は共存し得ないことを世界に伝えてきました。とりわけ被爆60周年に当たり、核兵器廃絶は被爆国日本の悲願ともなっています。地球上に地球を十数回破壊し尽くすことのできる破壊力の核兵器の存在が指摘される中、今、核兵器廃絶が人類にとって現実のものとすることができるかどうか、国際社会において大きな課題となっています。
  こうした中で、ことし5月2日、ニューヨークでNPT再検討会議が開かれます。NPTは世界の多くの国が参加しています。35年前に効力を発効していますが、5年ごとに検討会議が持たれています。前回、2000年の再検討会議では核兵器廃絶に向かって画期的な内容の前進がもたらされました。そこで出された最終文書に核保有国は自国の核兵器の完全な廃絶を達成し、核不拡散条約第6条のもとで、すべての締約国に義務づけられている核軍縮をもたらすことを明確に約束すると書かれたものです。引き続いて行われることしの再検討会議に向けて、被爆地広島の秋葉市長を会長とする世界平和市長会が核兵器廃絶のための3つのプログラムを国際社会に呼びかけています。その第1は、ニューヨークで5月1日世界から参加する100万人集会を成功させること。第2は、2010年まで核兵器禁止条約をつくること。第3には、2020年まで核兵器を完全に廃絶すること。現在714市が参加する平和市長会の呼びかけは、世界に広がっています。NPT再検討会議で2000年合意が実行に移されるために、被爆国日本の果たす役割は大変大きいものがあると考えます。そのために意見書提出を提案するものです。
  以上です。
○議長(平野勝一) これから質疑を行います。
  質疑はありませんか。
              (発言する者なし)
○議長(平野勝一) ないものと認め、質疑を終わります。
  これから討論を行います。
  討論はありませんか。
  橋仁美議員。
○6番(橋仁美) 6番、橋仁美です。
  意見書に対して反対の立場で申し上げたいと思いますけれども、私も広島、長崎を回って、本当に悲惨な状況というものは心に刻んでまいりました。今、世界が核兵器のない世界の実現に向かって強力に動いているということでありますから、私は改めて意見書を出す必要もないというふうに思っております。こうした問題は、この文書全体を、地方の議会の私たちが検証できるすべもありませんし、また地方の議会として取り扱える問題ではないというふうに私は考えております。
○議長(平野勝一) 賛成討論はありませんか。
  廣瀬俊幸議員。
○12番(廣瀬俊幸) 12番、廣瀬俊幸です。
  本意見書に賛成の立場で討論をさせていただきたいと、そのように思います。
  ご承知のように、我が国は世界で唯一の核兵器による被爆国ということでありますが、その後、日本からの核兵器廃絶の声は今、年を追うごとに世界各地に大きく広がっていると、こう認識しているものであります。そしてそうした国際的な声に、そして21世紀は平和の世紀にと、こういう動きも核廃絶の声とともに大きく広がっていると、こういう現実を見るときに、本当に冒頭申し上げました日本国民、そして日本の各自治体の核廃絶に向けて果たす役割がますます大きくなっていると、このように思います。そして本町も、非核平和宣言の町であることはご承知のとおりであります。この宣言に沿った行動としても、本意見書はまことに当を得たものと、このような立場から賛成討論をするものです。
  以上といたします。
○議長(平野勝一) 反対討論はありませんか。
              (発言する者なし)
○議長(平野勝一) ほかにありませんか。
              (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平野勝一) ないものと認め、討論を終わります。
  これから会議案第9号について採決します。
  本案は原案のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。
              (賛成者起立)
○議長(平野勝一) 起立少数と認めます。
  したがって、本案は否決されました。