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          ◎ 日程第11 会議案第32号BSE(牛海綿状脳症)発生時に
           おける疑似患畜の対応見直しを求める意見書提出の件 

 ○議長(平野勝一)  日程第11 会議案第32号BSE(牛海綿状脳症)発生時における疑似患畜の対応見直しを求める意見書提出の件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 柴田正博議員。
 ○5番(柴田正博)  会議案第32号BSE(牛海綿状脳症)発生時における疑似患畜の対応見直しを求める意見書の提出について提案説明をいたします。
 ご承知のように、本年10月に隣町の鹿追町において国内14頭目のBSE患畜が確認され、生産農場はもとより地元自治体等においても経済的・精神的な面で大きな影響を受けたところであります。特に、十勝管内などのように大規模飼養者が多いところでは、現行制度においては疑似患畜の全頭殺傷処分などの対応が行われ、経営に与える影響が大きく、またその財政的な負担、支援は国、道、地元自治体等にも及ぶということであります。
 現在のように全頭検査が徹底されている状況にあっては、疑似患畜については殺傷処分するということだけではなく、監視の強化のもとでの飼養を可能にし、そして出荷に当たっては今までの対応どおり全頭検査などの実施により消費者の信頼を裏切ることなく、食の安全・安心を確保しながら、発生飼養者や国などの負担軽減が図れるような見直しが必要と考えたものであります。
 また、これらの実現を図るためには、平成13年9月に国内第1号が発生し、平成15年11月には生後21カ月の感染例が見つかるなど、BSEは感染経路など未解明な部分が多いとされております。生体、血液などでの病原体の検査技術の確立が求められているところであります。このようなことから、疑似患畜の対応見直しについて国に対して意見書を提出しようとするものであります。
 以上、提案説明といたします。
 ○議長(平野勝一)  これから質疑を行います。
 質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 討論はありませんか。
 梅津伸子議員。
 ○11番(梅津伸子)  11番、梅津です。
 私は、この意見書案に反対の立場で討論をさせていただきます。
 と言いますのは、意見書で求めています1から4までの項目の中で2、3、4については、私は全く同感で心から賛意を表したい内容です。
 問題はこの1番ですが、この発生した農家の方の経済的負担、精神的な負担、このことについては大変同じように心を痛めるものではあります。ただ、この1と2から3、4までの項目を同時並列いたしますと新たな問題が出てくるのではないかと、このように考えるからです。つまり、これまでBSEが発見されて国内のさまざまな取り組みの中で世界一と言われる全頭検査の検査体制ができました。そのことが国内牛に対する消費者の大変な信頼を形づくってきたと、このように思っています。この信頼を1番を同時に行うことによって、消費者からの信頼が著しく損なわれる心配が出てくる、このように考えるからです。
 よって、私の考えとしましては、1番の問題は確かに農家負担が大変大きいということで別個の対策を講じられるべきであって、そのことで検査体制、今の出荷体制を変えることによって消費者の信頼を損なうことのどちらがデメリットが大きいかと、こう考えましたときに、やはり別立てでやるべきであって、残念ながらこの4項目並んだ意見書案には反対とさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  賛成討論はありませんか。
 ほかにありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、討論を終わります。
 これから会議案第32号について採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。
             (賛成者起立)
 ○議長(平野勝一)  起立多数と認めます。
 したがって、本案は原案のとおり可決されました。
 なお、本意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、外務大臣、農林水産大臣といたします。