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          ◎ 日程第24 会議案第25号イラクへの自衛隊派遣延長に関す
           る意見書提出の件 

 ○議長(平野勝一)  日程第24 会議案第25号イラクへの自衛隊派遣延長に関する意見書提出の件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 廣瀬俊幸議員。
 ○12番(廣瀬俊幸)  今回提案させていただきました会議案第25号について説明をさせていただきます。
 12月14日にイラクへの自衛隊派遣期限が切れることから、政府部内では、例えば大野防衛庁長官のわずか5時間半ほどのイラク・サマーワ訪問、ここで出た回答が、予断は許さないが安定していると、こういうものであります。これをとらえて、日本のマスコミも派遣継続ありきのパフォーマンスなどの論評が多いことはご承知のとおりであります。
 圧倒的国民の声は延長すべきでないと、このようになっていると思います。例えば、朝日新聞11月30日付の世論調査結果では、延長賛成29%、反対62%であり、反対が賛成の培以上です。何よりも、自衛隊派遣の根拠法となっておりますイラク特別措置法の要件はあくまでも非戦闘地域であり、この条件は現在はもとより、全活動期間を通じ満たさなければなりません。
 この10月には2度宿営地に着弾したこと、宿営地周辺に着弾したと見られるものはその数倍だと言われております。イラクでは各地で激しい戦闘が続いており、サマーワだけその状況から切り離されているわけでは決してありません。
 これらのことから、政府に対して自衛隊派遣延長を行わないよう意見書を提出するものであることを述べて、説明とさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  これから質疑を行います。
 質疑はありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 討論はありませんか。
 奈良國司議員。
 ○10番(奈良國司)  私は、このイラクの問題に対しまして反対の立場で討論をいたしたいと思いますが、前回イラク派兵と同じような反対討論なので、内容は省略して、反対意見とさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  賛成討論はありませんか。
 梅津伸子議員。
 ○11番(梅津伸子)  11番、梅津です。
 私は、この意見書提出に対する提案に賛成の立場で討論に参加いたします。
 今、反対討論のお話がありました。派遣するときと同じ状況だと、そういうことで反対ということでありましたけれども、私は当時の状況と現在の状況は全く様相が異なっているというふうに考えるものです。
 まず、イラク特措法によります派遣期間が今月の14日、このように決められています。それ以降、さらに派遣を延長するのかどうか、このことが問われているわけですけれども、引き続きこれから派遣を延長することがどういうことを意味するのか。侵略戦争と戦争犯罪者となる道につながるという点で、これははっきりと拒否をすべきだというふうに考えるものです。
 その理由は、イラクの国民を敵に回すことになるということと、国連憲章、憲法に違反をし、殺し殺される危険が現実のものとなる。この点については、先ほど提案者の方から大野防衛庁長官が現地に行ってきて、予断は許さないと国民に説明をしている、報告をしていることから見ても明らかです。
 もう一つは、オランダの撤退が決まっています、自衛隊の宿営地のありますサマーワを防衛している、警備している軍隊です。来年の3月で引き上げるということを決定して、その準備が進められています。そのオランダの国防大臣、カンプという方ですが、イラク市民はもはや我々の親友ではない、テロなど不穏な動きについての情報を提供しなくなったと、このように語っていらっしゃいます。
 オランダがなぜ引き揚げることになったか、こういう状況になったか。それはアメリカ軍指揮下の多国籍軍の一員とみなされ、治安悪化のもとで到底活動することができなくなったという理由があります。これは先ほどのご説明にもありましたように、自衛隊へロケット弾、それから砲弾が撃ち込まれると、そういう状況を見ても、アメリカ軍の一員として見られている、イラクの人々から日本の自衛隊が。このように考えられます。
 長くなりますが、現在世界の国連加盟国は 191カ国です。このうちイラク戦争に賛成している国は49カ国です。イラクに軍隊を派遣している国は、そのうち37カ国やってきました。ところが、現在スペインを初め8カ国が既に撤退をしています。これからオランダなど7カ国が撤退を決めています。合わせて引き揚げたり撤退を表明している国は15カ国で、残りが22カ国、このように不法な占領、そしてファルージャを初めアメリカ軍が行っている非道な残虐な攻撃を見て各国が引き揚げを行っていると、そういうことがあります。
 そういう中で、今イラク派兵にしがみつけば、世界から孤立した先のない道を日本が歩むことになりかねない。同盟国として、今、小泉首相が派遣に固執するのは政治的な判断、つまり世界から孤立を深めているアメリカを後押しする。これはイラクの人々にとって決していいことではない。この間、来年1月の総選挙に向けて宗教者の間からも、アメリカがいることによって、そのことが阻害されかねないということで指摘をされている現状を見れば明らかです。
 今、日本政府が行うことは、同じ同盟国でありますアメリカに対してもう引き揚げるよう、このことをはっきりと日本の判断として提言する、提起することこそ、本当の意味でのアメリカに対する立場であって、国際平和に貢献する最大の道だというふうに考えます。
 長くなりましたが、以上の観点からこの意見書提出に賛成とするものです。
 ○議長(平野勝一)  反対討論はありませんか。
             (発言する者なし)
 ○議長(平野勝一)  ほかにありませんか。
 橋仁美議員。
 ○6番(橋仁美)  6番、橋仁美です。
 私は、提案されたお二人の方と根本的に解釈等違う部分もありますけれども、今、この現状において自衛隊のイラクでの派遣延長に対しては、私は反対です。
 なぜならば、やはり昨今の状況を見ておりますと、確かに政府はあす9日も閣議決定でサマーワへの派遣延長を決めようとしておりますけれども、私はそれほど安全な地域ではないというふうに判断をしております。日本の国民の大変多くの方が、延長はするべきではないという思いを持っている中で、小泉首相はブッシュ大統領のご機嫌をうかがうような、そのような主体性のない外交姿勢でありますから、そのような考えのもとで危険なイラクに派遣されている自衛隊員あるいは家族の思いというのは大変つらいものがあるのではないかなというふうにも想像いたします。
 この派遣延長を決めるに当たって、大野防衛庁長官が確かにサマーワへの安全確認ということで行きましたけれども、それはオランダ軍に守られ、自衛隊に守られ、あるいはSPに守られてのわずか5時間半で、それで安全が確認されるというものでは私はないと思います。自民党の幹事長、公明党の幹事長も確かに今行っていらっしゃいますけれども、それは私にはパフォーマンスのように受け取られます。
 これまで自衛隊の宿営地をねらった攻撃というのは8回あるそうで、2回が宿営地内に着弾をしています。その1回はコンテナを貫通したということで、人的な被害が出なかったことの方が不思議に思います。来年3月になりましたら自衛隊を守っているオランダ軍が撤退するわけで、では、それ以降自衛隊はどのように守られるのでしょうか。
 私は、国際社会の中にあって、日本の貢献というのは確かに必要だとは思いますけれども、それは安全な場所、安全な地域、あるいは安全な時期というものを保障した上での活動であるべきだと。そういう状況にあってこそ、安全・安心な状況にあってこそ十分な国際貢献もできるというふうに考えております。ですから、安全の保障されないこれからの派遣延長について、私は反対です。
 ○議長(平野勝一)  ほかにありませんか。
             (発言する者なし)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、討論を終わります。
 これから会議案第25号について採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成議員の起立を求めます。
             (賛成者起立)
 ○議長(平野勝一)  起立少数と認めます。
 したがって、本案は否決されました。
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          ◎ 散 会 宣 告 

 ○議長(平野勝一)  これで本日の日程は全部終了しましたので、本日はこれで散会いたします。
 なお、再開は12月15日午前9時30分ですので、ご出席をお願いいたします。
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(午後 2時14分  散 会)