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◎ 日程第15 陳情第20号芽室町における義務教育用学校図書採択環境の正常化に関する陳情

 ○議長(平野勝一)  日程第15 陳情第20号芽室町における義務教育用学校図書採択環境の正常化に関する陳情を議題といたします。
 本陳情は、さきに総務常任委員会に審査を付託したものでありますので、審査報告書の朗読は省略し、直ちに委員長の報告を求めます。
 唯野義勝総務常任委員長。
 ○総務常任委員長(唯野義勝)  陳情第20号芽室町における義務教育用学校図書採択環境の正常化に関する陳情の審査結果について報告いたします。
 本陳情は、9月7日の本会議で当委員会に審査が付託されたものであり、9月7日、16日、24日の3回にわたり委員会を開催し審査を行いました。
 審査に先立ち、教育長及び教育委員会職員の出席を求め、教科書採択の仕組み、教科書採択教育委員会協議会及び教科書採択地区選定委員会等の概要説明を受け、質疑を行い、本町における教科書採択の現状を確認いたしました。
 義務教育用学校図書は、文部科学省の検定を経た教科用図書または文部科学省が著作の名義を有する教科用図書を使用しなければならないと学校教育法に定められており、その中から、帯広市を除く十勝管内町村教育委員会の代表者19人の組織する第12地区教科書採択教育委員会協議会は、定数60人で構成する第12地区教科書採択地区選定委員会を設置し、教科用図書に関する専門的な調査研究を行わせ、その結果報告をもとに教科種目ごとに1種を決定し、構成する町村の教育委員会は教育委員会議の審議を経て、これを採択する仕組みとなっており、芽室町教育委員会のみで教科書を採択する仕組みとなっていないものであります。
 委員会においては、3人の委員から陳情文書表にある「芽室町議会は、次の3項目について適切な助言、援助を行う」ということができる立場にはなく、不採択とすべきとの討論があり、採決の結果、全会一致で不採択とすべきものと決定いたしました。
 以上、総務常任委員会の陳情審査報告といたします。
 ○議長(平野勝一)  これから質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 柴田正博議員。
 ○5番(柴田正博)  5番、柴田です。
 今、陳情審査報告が唯野委員長から報告されましたけれども、何点か質問させていただきたいと思います。
 今回の陳情に当たっては不採択ということでしたけれども、まずお聞きしたいのは1点、3点の陳情の項目がありますけれども、前段での項目について不適切だという報告だというように思います。この点について、議長は陳情を受け付け、議会が陳情を審査するわけですけれども、うちは担当の総務委員会に付託をされているわけですけれども、その中で、どういう願意の中でこの陳情がされているのかということは十分審査をされたかというぐあいに思いますけれども、この陳情に限らず、陳情一般に文言の適切、不適切の中で、採択、不採択をしていくと、議会における陳情の受け方というのか、受け付けた時点での指導というのはどういうことになっているのかと、ここが適切である、適切でない、こういう言い方で陳情を出した方がいいよという受け付けの関係、それから委員会側が、適切でない文言があるにせよ、その陳情者がどういう願意の中で陳情を行っているのかということの調査は、どういうぐあいの形でしたのか、また本人にその旨を聞く論議がされたかどうか、この2点についてまずお伺いしたいと思います。
 ○議長(平野勝一)  唯野義勝総務常任委員長。
 ○総務常任委員長(唯野義勝)  ただいま、柴田議員の方から2点について質問がございました。3項目の陳情についての不適切ということがどうなのかということでしたが、3項目じゃなく、この陳情書にある全文の文言の中に、先ほど委員会の報告があったように、それぞれの教科書採択に対する仕組みの中で、その中を踏まえて議会が助言、援助を行うということにはならないのではないかと、権限外ではないかという判断のもと、全会一致で不採択とさせていただいたわけでございます。
 2つ目の質問でございますが、陳情者を呼んで聞いたのかということでございますけれども、陳情者を招致して意見を聴取するということはいたしておりません。
 以上でございます。
 ○議長(平野勝一)  あと1点、受け付け時の指導ということでございますけれども、議会事務局長から答弁をさせます。
 ○議会事務局長(井宏司)  議会事務局長です。
 陳情の書式については余りきちっとした定めはないんですけれども、請願に基づきまして、内容については同じ扱いをさせていただいております。それで、これは当然陳情者の住所ですとか、氏名ですとか、それから陳情の趣旨、要旨も含めて、それらが記載されておりまして、当然これは議長に提出するものでありますので、それらの様式というか、一定程度整理されていれば受理すると。内容についてこの辺をこうしなさいとか、改善しなさいとか、削除しなさいという助言というんでしょうか、そのようなことはしておりません。
 以上でございます。
 ○議長(平野勝一)  柴田正博議員。
 ○5番(柴田正博)  5番、柴田です。
 その辺はよくわかりました。3項目については、今までも教育委員会が淡々と国の制度にのっとってやったと私は認識しておりますし、この文言のあらわす意味が芽室町における選定の陳情でありますから、この受け付けに際してはやはり町民、この人は芽室町地区代表の方ですが、町民が芽室町の役場と申しますか、それに対して議会がどういう役割があるのかどうなのか、役割ができるのかということの微妙な文言の言い回しじゃないか、その部分に当たるんでないかなというぐあいに思うんです。その辺が町民の人が皆さんきちっと理解しているかどうかということが、芽室町に対する陳情ということでいけば、もっと受け付けたものそのものをそしゃくしようとするのが、それも間違いではないと私は思いますけれども、その裏に隠れた何を意味しているのかということを、やはりきちっと今後、どうでしょうか、親切に受け取るというか、その辺をどういうことが隠れているんだろうか、どういうことを本音として言いたいんだろうかということをやはり酌み取るということがないと、ただ文言的に採択、不採択をしていきますと、これはどういうことに町民感情としてなっていくのかなということが今後懸念されるので、この件についても質問させていただきました。その点については、今後については、唯野委員長に一言いただきます。
 今、事務局ではどういう扱いをした、こういう扱いをしたという、局長からお話をいただきましたけれども、今後においてもこういう部分では今後どう考えていくのかということをお聞きいたしたいと思います。この2点についてお願いいたします。
 ○議長(平野勝一)  唯野義勝総務常任委員長。
 ○総務常任委員長(唯野義勝)  先ほど説明したとおり、やはり議会の権限にかかわる関与すべきかということに、恐らくそこに集中するのかなということを考えるわけでございます。したがいまして、議会の権限に属さない事項に関しては、ただいま報告したとおり判断をしていかなければならないのではないのかなという判断に立ちます。
 以上でございます。
 ○議長(平野勝一)  もう1点につきましては、議会事務局長から答弁をさせます。
 ○議会事務局長(井宏司)  2点目の今後の取り扱いについてのことも含めてでございますけれども、本町の場合は運用例等会議規則に定められているように、住民の方から出された陳情につきましてはすべて委員会等に付託されるというようなことで決められております。それで、それらについての陳情の趣旨でしょうか、それらについての取り扱いについては、やはり今、柴田委員から言われたように、付託された委員会が、提出された方の真意を聞く参考人制度というのが制度的に認められておりますので、それは委員会の中で決めていただいて取り扱いというんでしょうか、対応するなり、それの扱いについてはそれなりの協議をしていただいて、もし必要であれば参考人制度がありますので、それで対応していただくと。事務局サイドからその文言等についての修正ですとか、削除ですとか、そういうことの助言というんでしょうか、扱い、対応はできないというふうに考えております。
 以上です。
 ○議長(平野勝一)  柴田正博議員。
 ○5番(柴田正博)  最後にしますけれども、より芽室町の中で、今、常山町政においても自主・自立の道を歩むためにどう町民とともに進もうかといった大事なときであります。そんな中で、町民から今後いろいろな陳情が上がってくると思います。文言の中で整理をしてしまいますと非常に町民に対して不親切な冷たいという印象が残ってしまうんじゃないでしょうか。その辺、今後私も含めて考えていかなければならないことだというぐあいに思っていますし、芽室町は議会のそれぞれの3委員会がありますから、そんな中で陳情、意見書等のものを扱っていきますけれども、国に対して上げていく意見書、町に対する陳情書、陳情書だけで委員会としては採択すれば芽室町に対して委員会の考えはどうであるかということは、意見を付していくかいかないかは別としてもそういうこともできますし、教育委員会、芽室町の教育行政ですから、提言、意見というのは議会の中でも一般質問の中でも十分その辺は出ているというぐあいに私は思っていますし、助言、援助がどうであるかということは別として、そういうことがどこの真意をとらえて受け付けるか、その陳情の中身とするか、内容を議論していくかということは、今後本当に一層重要な案件になってくるというぐあいに思いますので、その辺今後どう考えていくかを一言いただいて、最後といたします。
 ○議長(平野勝一)  唯野義勝総務常任委員長。
 ○総務常任委員長(唯野義勝)  先ほどから述べているとおり、やはり委員会においては文書をもってそれぞれそれをどうなるのか、どういう観点から判断するのかということでありますので、やはり文書を中心に議会に権限があるのかないのかという、それぞれの委員さんの判断のもとで進めていくという形になるかと思います。
 以上です。
 ○議長(平野勝一)  よろしいですか。特に追加してありますか。いいですか、はい。
 ほかにありませんか。
 阿部昌利議員。
 ○14番(阿部昌利)  14番、阿部です。
 ただいま、柴田議員の質問されましたとおり、町民からの提言というか、そういう形の中で、その方法論について多少整理をされるか、整理をしなければならないということは残ったと思いますけれども、この適切な助言または援助ということについては議会としてはなかなか考えなければならないことだと思います。ただ、陳情の趣旨の一番の17年度教科書、来年度の教科書採択から2、3とあるわけですけれども、このことについては、既に行われているということの報告だったと理解していますけれども、この陳情者の人、また組織として、これからもこの教科書採択に当たってはこうあるべきという提言であると思うんですが、総務委員会としてされていると思いますけれども、委員長の口からこのことについて十分調査、精査されたかということをお伺いをいたしたいと思います。
 ○議長(平野勝一)  唯野義勝総務常任委員長。
 ○総務常任委員長(唯野義勝)  教科書採択に対して、それぞれ今阿部議員がお話しなさったことが委員会で精査されたかということなんですが、これも教育委員会の方から教育委員会の方々に来ていただいて調査したところでは、私は今までどおり、それぞれいろいろな干渉はあったにしても、そのことに対して左右されることなく淡々として今後も行われていくということで確認させていただいております。
 ○議長(平野勝一)  よろしいですか。
 ほかにありませんか。
 西尾一則議員。
 ○8番(西尾一則)  8番、西尾です。
 1点だけちょっとお伺いしておきたいと思いますけれども、今から3年前、鹿追において、いろいろ教科書をあれするに当たっていろいろなファクスとか電話とか、いろいろそういった悪質な妨害があったという話を聞いております。そういったことが今後ないようにということのこの陳情だというふうにお伺いして、この3点については芽室町においては十分なされている。でも今後そういった大丈夫だという担保というか保証がないわけで、そういったことでまた、これを不採択にするということはそういった妨害とかそういったことあってもいいという認識でいいのか、そこら辺委員長にお伺いしたいと思います。
 ○議長(平野勝一)  唯野義勝総務常任委員長。
 ○総務常任委員長(唯野義勝)  お答えいたします。
 先ほど話したとおり、妨害があっていいのかどうかは別としても、そういうことは干渉はあったにしても、教育委員会としてはその干渉に対して左右されることなく、淡々としてやっていくということでございます。
 ○議長(平野勝一)  よろしいですか。
 ほかにありませんか。
              (発言する者なし)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、質疑を終わります。
 これから、討論を行います。
 討論はありませんか。
 柴田正博議員。
 ○5番(柴田正博)  不採択反対の立場から討論いたします。
 先ほども唯野委員がご質問しました。芽室町における陳情でありますので、一定の陳情提出者にもっともっと願意を、町民ですから聞いてあげるべきだと私は思います。
 よって、反対といたします。
 ○議長(平野勝一)  暫時休憩いたします。
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   午前10時14分  休 憩
   午前10時17分  再 開
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 ○議長(平野勝一)  休憩を取り消し、会議を再開いたします。
 柴田正博議員。
 ○5番(柴田正博)  5番、柴田。
 本陳情に採択すべきと思う立場から、意見を述べさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  暫時休憩いたします。
──────────────
   午前10時18分  休 憩
   午前10時18分  再 開
──────────────
 ○議長(平野勝一)  休憩を取り消し、会議を再開いたします。
 柴田正博議員。
 ○5番(柴田正博)  5番、柴田。
 本陳情に賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
 この陳情文書の一部、議会としての微妙な文言がありますけれども、この辺は芽室町からにおける陳情文書表現で、本人からの真意をもっと聞くべきという観点から、また3項目については適正だというぐあいには委員長報告にもありました。このことだけで不採択にするということは、非常に町内における陳情書の扱いとしては厳し過ぎるのではないかという立場で賛成をいたします。
 ○議長(平野勝一)  ほかにありませんか。
 梅津伸子議員。
 ○11番(梅津伸子)  11番、梅津です。
 陳情に反対の立場で討論いたします。
 先ほど総務常任委員会の委員長の方からもご報告いただきましたけれども、教育本内容に対して行政が介入することは法律で厳しく戒められています。できないことになっています。そういう視点で、確かにご町内の方からの陳情ではありますけれども、そういった大前提を侵すことになりますので、それはできないことだというふうに考え、陳情に反対討論といたします。
 ○議長(平野勝一)  ほかにありませんか。
 奈良國司議員。
 ○10番(奈良國司)  10番、奈良です。
 私は不採択に賛成する……
             (発言する者あり)
 ○10番(奈良國司)  だけれども、同じでしょう、陳情に反対することも。私は今まで教科書問題においていろいろな観点で伺ってまいりました。それで、今回私たちは総務委員会の中の審査結果ということだけをお聞きしているわけでございますが、全会一致で総務委員会が決定されたということを私は非常にその認識として重く感じておりますので、この不採択に対しまして、私は陳情に対して、ややこしいんですけれども、不採択をしたということに対しては、私は賛成ということで、陳情に反対という、ちょっとややこしいんですが、いずれにしても同じような結果でないかと思いますので、私はそういう立場で討論とさせていただきたいと思います。
 ○議長(平野勝一)  ほかにありませんか。
             (発言する者なし)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、討論を終わります。
 これから、陳情第20号について採決します。
 陳情第20号は採択することに賛成の議員の起立を求めます。
             (賛成者起立)
 ○議長(平野勝一)  起立少数と認めます。
 したがって、本陳情は不採択と決定いたしました。