◎ 日程第4 行政報告
○議長(平野勝一) 日程第4 行政報告。町長及び教育長から行政報告の申し出がありましたので、これを認めます。
初めに、常山町長。
○町長(常山 誠) 議長のお許しを得ましたので、私から4件の行政報告を行います。
まず、1項目めの農作物の生育状況等についてであります。
本年は春耕期から好天により農作業が順調に経過し、また、大きな災害もなく、各作物の生育も順調に推移しました。芽室アメダスの4月から8月上旬までの蓄積データでは、平年に比べ平均気温で 109%、日照時間で 123%と上回り、降水量では86%と少なくなっております。
現在までの作況を作物別に見ますと、収穫を終えた小麦について、芽室町農協では昨年より1週間早い7月23日から収穫を開始し、雨天の日もあったものの、小麦集団の全町応援収穫体制により順調に収穫作業を進め、7月31日に無事刈り取りを終えました。ことしの収量は乾燥麦推定で、10アール当たり 634キログラム、10.5俵となり、史上最高となった平成14年産の 699キログラム、11.6俵、平成15年産の 648キロ、10.8俵に次ぐ3番目の収量となりました。現在、芽室町農協において、調整作業と同時に、民間検査が実施されておりますが、高温や倒伏の影響により、製品歩どまりはやや低くなることが予想されておりますが、平年の 551キログラム、9.1 俵以上の製品収量になると見込まれております。
その他の作物につきましては、8月30日現在の生育状況をお手元の資料に基づきご報告をいたします。
まず、馬鈴薯は塊茎肥大は順調に進み、収量は早生種では平年並み、メークインなどの中生種では平年を上回る見込みであることから、やや良となっております。
また、豆類については、生育は順調に進み、着莢数は平年を上回っているため、大豆、菜豆では良、小豆ではやや良となっております。てん菜さいについては、病害虫の発生も少なく、根部の肥大も平年を上回り、良となっております。飼料作物の牧草については、1番草は品質、収量とも平年を上回りましたが、2番草は高温、少雨の影響により草丈が低く、やや不良となっております。
また、青刈りトウモロコシについては、順調に生育し、良となっております。野菜類では長芋、ゴボウとも順調に生育し、根部の肥大が見込まれることから良となっておりますが、タマネギについては高温の影響と倒伏期が早まり、玉肥大が緩慢となったため、やや良となっております。スイートコーンにおいては順調に生育し、良となっております。
以上、主要作物の生育状況を報告しましたが、今後とも好天を願うとともに、農業関係機関挙げて、適時適切な情報の提供に努めてまいります。
また、生乳生産量においては、夏の暑さにより牛の体力が消耗し、生乳生産は落ち込んでおります。芽室町農協の生乳生産実績では、受託乳量が前年対比で、5月、6月の各月はそれぞれ 1.9%増でありましたが、7月に入り 2.2%の減、8月は 2.7%の減となっております。このことから、関係機関で連携をとりながら乳牛の夏場の疲労の回復を促すため十分な栄養補給を図るほか、伝染病発生防止に努めながら衛生管理の徹底を図るよう、酪農家に対し指導に努めております。
次は、2項目めの平成16年度建設工事の発注状況についてであります。
本町では、本年度も建設工事の発注に当たりまして、経済雇用の安定を図るため、昨年と同様に早期発注に努めております。
それでは、お手元に配付の資料2の平成16年度芽室町建設工事発注状況表により説明いたします。
この表は、1件 130万を超える工事について、8月31日現在の各所管課ごとの工種別に取りまとめたものであります。合計欄の数字で申し上げますと、工事件数の合計は 102件であります。このうち既に発注済みのものが74件で、発注率は72.5%となっており、9月末の上半期では81.4%を見込んでおります。また、工事金額 の予算総額は8億 2,146万円であります。このうち発注済み契約金額は5億 3,505万 8,000円で、発注率は 65.1%となっております。なお、9月末上半期では72%を見込んでおります。
次は、3項目めの北海道教職員組合からの時間外勤務手当等請求控訴事件についてであります。
本件は、平成15年2月20日に開催されました町議会臨時会におきまして、時間外勤務手当等請求事件についての行政報告を行いました案件であります。
まず、経過からのお話をいたします。
北海道教職員組合の組合員が時間外や休日の勤務に対する時間外勤務手当等が支給されないのは不当として、北海道知事と道内 143市町村長相手に、平成14年12月11日に札幌地方裁判所へ提訴された時間外勤務手当等請求事件であります。この事件は、平成15年3月7日に、第1回の口頭弁論が開かれ、同年12月3月の第5回口頭弁論をもって一審の訴訟手続はすべて終結したところでありますが、本年7月29日に札幌地方裁判所より、原告側の主張をいずれも棄却する判決が言い渡されたところであります。
その内容は、原告らの請求が法律上の根拠を欠くものであり、原告らが主張するところの個々の、原告ごとの勤務実態等の点について、審理判断するまでもなく、理由のないことは明らかであることから、原告らの請求を棄却することとし、主文のとおり判決するというものであります。これに対し原告側は、一審判決を不服とし、去る8月10日、札幌高等裁判所へ控訴したものであります。このことから、関係機関等との協議の結果、第一審の訴訟代理人として委任していました北海道町村会の顧問弁護士に改めて控訴審の訴訟代理人として委任することになりました。
したがいまして、この後、訴訟代理人、弁護人と交わす委任契約では、訴訟行為の着手金10万 5,000円を支払うことになりますことから、後ほど提案いたします平成16年度一般会計補正予算に係る経費を計上いたしました。
なお、今後の裁判の状況によっては、印紙代、予納金、通信出張費等の支払い及び控訴審の確定したとき、または最高裁判所に上告した場合の上告審査確定の際は、訴訟代理人の弁護士に対し報償金の支払いが生ずることになります。しかし、現段階では、控訴審の裁判期間等の見通しが立たないことから、今後の係る費用については、その都度関係機関などと協議の上、対応したく考えております。
次は、4項目めの芽室南保育園親子遠足でのハチの被害についてであります。
去る8月24日、芽室南保育園親子遠足で園児32人、保護者等34人、職員6人の総勢72人が清水町の清水公園へ出かけました。到着後、ペケレの森を散歩するグループと池周辺で遊ぶグループに分かれ、ペケレの森を選んだグループが木道の散策路を通行中、これは午前10時50分ごろでありますが、木道下のハチの巣から急に出てきたスズメバチの大群に襲われ、園児3人、保護者3人、職員2人の計8人が被害に遭いました。職員は直ちに清水消防署に救急を要請するとともに、通行車両に被害者の搬送を依頼するなどして、清水日赤病院で点滴等の処置を受けました。
また、事故発生と同時に、随行職員から役場に連絡が入り、保育所長、係長が病院に駆けつけました。ハチの被害に遭った8人のうち、保護者1人は点滴をしませんでしたが、他の7人は約3時間の点滴を終え、午後4時ごろ芽室町に戻りました。
その後、住民福祉部長、保育所長、保育係長が被害に遭ったご家庭を訪問し、見舞いと症状の経過確認を行いました。被害に遭った園児1名は公立芽室病院で夜間の点滴を受け、また、もう1名も翌日点滴を受け、その後は元気で保育園に通っております。
清水公園を管理する清水町都市施設課でも前日に安全点検を実施している旨も伺っておりましたし、南保育園でも職員が事前に現地を下見をしておりました。しかし、こうした事態に至り、多くの関係者にご迷惑、ご心配をおかけしたことはまことに申しわけなく思っております。
私は、早速保育所長に対し、今回のような園外保育の事故に対する危機管理マニュアルの作成を指示し、事故の未然防止と、万一事故が発生した場合の適切な対処方法等について、すべての保育所、保育園の職員に周知徹底を図ったところであります。
以上、4件の行政報告を終わります。
○議長(平野勝一) 次に、宮西教育長。
○教育長(宮西義憲) 学校給食の中に調理機械のボルトが混入した件につきまして、教育委員会から行政報告をいたします。
去る7月21日、給食センターで調理したカレーライスのルーの中に、野菜などの食材を刻む野菜切り機のボルトが落下し、混入したまま芽室中学校に配送され、3年B組の男子生徒の給食に混入していることが発見されたものであります。原因としては、野菜切り機の接続部のボルトは下から締めつけるネジ式で、上下に2個ついていますが、下側のボルトが今日までの作動中の振動で外れ、下の野菜を受ける容器に落ち、そのまま野菜と一緒にルーに入ったものと考えられます。
学校からこの連絡を受けた給食センター職員が学校に出向いて確認をし、学校長ほか関係者におわびをするとともに、教育委員会事務局に連絡をしたものであります。
当日、私と教育次長、学校教育課長が会議で幕別町におり、帰町できない状況でありましたことから、社会教育課長と学校教育課長補佐が学校に出向き生徒に謝罪し、直ちに生徒の保護者、父親の職場におわびと説明に出向きました。父親は外勤しておりましたが、携帯電話で連絡をとり、謝罪を申し上げるとともに、自宅に母親を訪ねましたが、不在のため、夕刻に再度連絡をいたしましたところ、事故発生直後の対応にご理解をいただき、訪問しなくてもよいと、このようなご指示をいただきました。
一方、事故直後、帯広市内の調理機械メーカー営業所に連絡をし、すべての機械の点検を実施いたしました。さらに、18台ある調理機械のうち、調理作業で直接食材に触れる部分を有する14台につきましては、重点的に協議を重ね、2日後の24日から学校が夏休みでありましたことから、この期間中に既存の点検マニュアルに加えまして、新たに機械の点検マニュアルを作成したところであります。
このたびの事故は、給食センター運営上の安全管理に責任があるものであり、翌22日に全小・中学校の保護者に対しまして、教育長名で事故の報告とおわびの文書を出したところであります。
なお、機械の安全点検につきましては、新しい点検マニュアルに沿ったチェック表を作成し、2学期が始まりました先月18日から毎日調理作業前と作業終了後における確認を行っているところであります。今後は、この作業前、作業後チェックの完全定着とともに、現在実施している安全管理、点検の万全を図るため、専門業者による定期点検の実施等につきまして再検討しているところであります。
このたびの事故により、子供たちや保護者の皆様、そしてたくさんの関係者の皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを心からおわびを申し上げますとともに、今後とも安全な給食の提供に全力を挙げてまいりたいと、このことを申し上げまして、教育委員会の行政報告といたします。
○議長(平野勝一) ただいまの報告に対し、質問はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(平野勝一) ないものと認め、行政報告を終わります。
10時35分まで休憩をいたします。
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午前10時22分 休 憩
午前10時35分 再 開
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○議長(平野勝一) 休憩を取り消し、会議を再開いたします。