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◎ 日程第15 会議案第16号寒冷地手当の「見直し」を行わず、改善を求める意見書提出の件 

 ○議長(平野勝一)  日程第15 会議案第16号寒冷地手当の「見直し」を行わず、改善を求める意見書提出の件を議題といたします。
 提出書の朗読は省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
 廣瀬俊幸議員。
 ○12番(廣瀬俊幸)  今回、私どもが提案いたしました会議案第16号について説明をさせていただきます。
 人事院は、本年8月の人事院勧告に向け、寒冷地手当制度の抜本的な見直しを行うとしております。これが実施されますと、地域賃金の低下あるいはこのことによる地域経済の疲弊がさらに加速することにつながります。同時に、積雪寒冷地における地方交付税の寒冷地補正全体に影響することから、地方財政確保の観点からも極めて重要な意見書であることを申し述べ、提案理由の説明とさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  これから質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 阿部昌利議員。
 ○14番(阿部昌利)  ちょっと伺います。
 今の意見書の文章の中で大体はわかるんですけれども、これは寒冷地手当というのはかなりの歴史があると思うんですが、当時、用意ドンで始まった時点の考え方がもしわかれば説明いただきたいと思います。
 ○議長(平野勝一)  廣瀬俊幸議員。
 ○12番(廣瀬俊幸)  ご承知のように、積雪寒冷地における経費の増高分を見るというような観点から積雪寒冷地手当、その他地方公務員や国家公務員の賃金ばかりに限らず、本町でいえば除雪の経費だとか立地条件が積雪寒冷地ということにかかわる賃金以外の経費増高分、これらを地方交付税で基準財政需要額に算入をし、このお金が国から地方交付税として交付がされるというようなことで、昭和24年にこの制度は発足をしたと、このように承知をいたしております。
 以上です。
 ○議長(平野勝一)  阿部昌利議員。
 ○14番(阿部昌利)  昨年からでしょうか、車両の都道府県税。これは道路の状況がよくなったから全国一律というような話であったと思うんですが、主に石炭というよりも灯油なんでしょうか、例えば燃料とすると、日本全国同じ値段だというふうに思うんですが、今日的にそういうこととの関連はどういうふうな考え方に立つのか、お聞かせいただきます。
 ○議長(平野勝一)  廣瀬俊幸議員。
 ○12番(廣瀬俊幸)  今、阿部議員の質問の中に、全国燃料の値段は同じであろうというようなことだったんですが、先ほども、それから意見書案の中にもありますように、単価が同じであったにしても、それが積雪寒冷地による実際の生活にかかる量だとか、そのようなことは立地条件で違いますので、そういうことからの寒冷地手当というようなことでそれぞれ積算がされていると、そのように認識をいたしております。
 ○議長(平野勝一)  阿部昌利議員。
 ○14番(阿部昌利)  言っている意味はわかるんですが、北海道が極寒といいますかの地ということは、どの地域に住んでいる方も日本国じゅう、世界じゅう、北海道は寒いところに立っているのはわかるんですが、例えば長野県の山間地ですね、毎朝天気予報を見ていると、朝の温度となると、決して北海道に負けない気温の低いところがあるんですけれども、北海道に限り寒冷地手当なのか、そういうところはどうなっているのか私認識不足でわかりませんので、わかりましたら説明いただきたいと思います。
 ○議長(平野勝一)  廣瀬俊幸議員。
 ○12番(廣瀬俊幸)  寒冷地手当の算出額は、それから寒冷補正、これらについては、給与差、寒冷度、それから積雪度と、このようなことで、厳密に詳しくは承知をしておりませんが、この3種類によって算出されると、このように言われております。したがいまして、今質問の長野県だったでしょうか、これらについても給与差、寒冷度、それから積雪度、ともにすべて長野県は積雪寒冷地ということで処置をされていると、そのように認識をいたしております。
 ○議長(平野勝一)  ほかにありませんか。
 橋仁美議員。
 ○6番(橋仁美)  6番、橋仁美です。
 文書の中ほどに、公営住宅建設費補助算定基準にもこの寒冷地手当の見直しは影響してくるということなんですけれども、どのように関係があるのかということを詳しく教えていただきたいと思います。
 ○議長(平野勝一)  廣瀬俊幸議員。
 ○12番(廣瀬俊幸)  今の質問の中で、最後に詳しくと、こういうことでありましたが、詳しい説明は資料、それから不勉強でできませんが、積雪寒冷地であるために、そのための経費増高分、公営住宅を建設についてもそういうものがどうしても必要と。断熱材を入れないとか、そういうことには公営住宅法からいっても積雪寒冷地の場合にならないわけで、そうした見直しが大きくなればなるほど、そういったものの増高経費分も公営住宅建設の補助等で、国から今は5割補助というふうに認識をしておりますが、そういったものが増高分が見られなくなると。このことは問題ではないかと、そういう意見書であることを述べて、お答えとさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  よろしいですか。
 ほかにありませんか。
             (発言する者なし)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、質疑を終わります。
 これから討論を行います。
 討論はありませんか。
 阿部昌利議員。
 ○14番(阿部昌利)  私は反対ということで、なかなか複雑な心境なんですが、反対ということで討論させていただきたいと思います。
 多くの事業者、俸給生活者によらない生活をしている人の方が圧倒的に多いわけですけれども、今日的寒冷地住宅もかなりよくなってきていると。そんな中で、一般は頑張っているということの中で、もうそういう時代ではないんだという私はとらえ方をしておりますので、反対をさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  賛成討論はありませんか。
 梅津伸子議員。
 ○11番(梅津伸子)  11番、梅津です。
 北海道に限らず寒冷地、こういう措置がやられているところはどこもそうだと思うんですが、とりわけ北海道では、あす食べるお米がない、これと同じように灯油がない、石炭がないということの大変さをあらわす場合があります。それは寒冷地だという、自然条件が私どもの暮らしに大変抜き差しならない大きな影響を持っているからだというふうに思います。
 そういったことを踏まえた上での寒冷地手当制度のこれまでの施行の中で、ここにいらっしゃるすべての方が恐らく寒冷地手当の影響を受けて生活していると言っても過言ではないと私は考えます。とりわけ直接的には生活保護費の基準、それから公営住宅建設費補助算定基準、地方交付税交付金にもそういう意味でははっきりと連動してまいります。今、国が三位一体改革ということで自治体への財政負担が大きくなってきています。それと同時に、地方切り捨て、こういう言葉が今の地方財政改革の中で言われています。その一環としても、この寒冷地手当の見直しが、そのよくない役割を果たすものと考え、賛成といたします。
 ○議長(平野勝一)  反対討論はありませんか。
 奈良國司議員。
 ○10番(奈良國司)  私は反対の立場でもってお話をしたいと思います。
 10番、奈良です。
 人事院の勧告ということがあって手当を下げるということなんですが、現在、民間と、何というんですか、給料格差というんですか、民間の方々の寒冷地手当というのはある企業で一定的なものは出せる方の企業の方が少ないと思うんですよ、今の現状では。それでいて、これをいろいろと影響があるというふうにお話しておりますが、私は今の時代には則していないというふうに思いまして、反対の討論とさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  賛成討論の方ありませんか。
 齋藤幸子議員。
 ○3番(齋藤幸子)  私は賛成の立場で討論させていただきます。
 先ほど反対討論された方の中から、今その時代ではないというお話がございましたけれども、例えば北海道では8割の民間企業が支給しているという結果が出されているようです。むしろ裏を返しますと、2割の企業が手当を支給されていないという現実があるんだということを考えましたときに、この寒さの厳しい北海道では灯油代はもちろん、冬期間の生活費が高騰するのは当たり前で、そのように私どもも受けとめて北海道で生活をしております。寒冷地手当の充実こそがやはり私は図られるべきだと考えております。
 こうした地域の生活実態に照らして検討すれば、削減あるいは廃止ということにはならないと考えております。民間の支給実態を調査したのであれば、むしろこの支給されていないとされる2割の企業が支給される方向で努力されることが政治の本来の私は役割ではないかと考えております。
 中小企業が多く、大企業の少ないこの北海道にありましては、地場産業の労働者の賃金は公務員の賃金や手当、それがまさしく基準になっていると考えております。寒冷地手当がなくなったり、削減されることになりますと、現在支給されている民間企業のこの8割の方たちがさらに8割から引き下げを受ける、給付内容の低下も考えられる、そういうことが多く懸念されます。北海道の公務員は道人事院会の2年連続のマイナス勧告に加え、道市町村とも財政難からここ数年、賃金、手当の削減が続いております。公務員の生活を守る観点からはもとより、地場の労働者の賃金や地域経済を守る、そういうことを考え合わせましても削減はもう限界でないだろうかと考えております。
 こうしたことから、本町におきましても2月だったと思いますが、芽室地区連合から町長に対しまして寒冷地手当に関しての要請を行っているところであります。
 以上申し上げまして、賛成討論といたします。
 ○議長(平野勝一)  反対討論はありませんか。
             (発言する者なし)
 ○議長(平野勝一)  ほかにありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、討論を終わります。
 これから会議案第16号について採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成の議員は起立願います。
             (賛成者起立)
 ○議長(平野勝一)  起立少数と認めます。
 したがって、本案は否決されました。