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◎ 日程第14 会議案第15号介護保険等の福祉充実に関する意見書提出の件 

 ○議長(平野勝一)  日程第14 会議案第15号介護保険等の福祉充実に関する意見書提出の件を議題といたします。
 意見書の朗読は省略し、直ちに提案理由の説明を求めます。
 梅津伸子議員。
 ○11番(梅津伸子)  会議案第15号についてご説明をさせていただきます。
 財務省の諮問機関であります財政制度審議会が5月17日、2005年度予算編成に関する建議を提出いたしました。
 この中で、社会保障費の抑制を最重要課題と位置づけて、従来に増してそれを強調しています。現在、介護保険制度において1割の自己負担割合を若年者の医療保険の負担率水準まで引き上げることで均衡を図るべきだとして、医療保険と同じ3割に引き上げること、介護のコスト意識を喚起し、一定額以下は給付対象から除外する免責の導入など、このようなことは安心できる介護保険制度に逆行するもので到底認められるものではありません。
 また、建議は、生活保護では母子家庭に対する加算を廃止し、国の関与を縮小するよう促しています。生活保護制度は憲法25条に基づく生存権を保障すべき国家的責任にかかわるもので、これを後退させることは行うべきではありません。構造改革の名のもとに社会保障分野が次々と削減されてきています。地方分権、自主的に町づくりを進め、住民の福祉増進という自治体の役割を果たす上で、このような国による社会保障切り捨てが進められてきているときに意見を上げることが大変重要であると考え、意見書の提出を提案するものです。
 以上です。
 ○議長(平野勝一)  これから質疑を行います。
 質疑はありませんか。
 唯野義勝議員。
 ○9番(唯野義勝)  9番、唯野です。
 一、二点ちょっとお伺いしたいんですが、この中で自己負担の割合が1割ということで、今、財政制度審議会が3割を提案しているよということなんでしょうけれども、3割に引き上げなければならないとなると、介護保険法の根本からいくと、共同連帯の理念からいくと、この部分がもし引き上げられなければ40歳から64歳はどうなるのか、その辺の検討はどうなるのかをお伺いしたいと思います。
 ○議長(平野勝一)  梅津伸子議員。
 ○11番(梅津伸子)  お答えいたします。
 引き上げなければ、やっていけない。介護保険というのはご存じだと思うんですけれども、この間、2004年度の介護保険の総費用が前年度と比べまして、国庫負担分、それから利用者負担分、それぞれ14%ふえています。高齢化社会に向かって、それから利用者がふえているということだと思うんですね。そういうふうになりますと、財源当然ふやさなければいけないわけですけれども、この間いろいろ議論になっていますように、構造改革の名のもとに、そういった社会保障の予算を削減してきています。ですから、このままいきますと、国庫負担減らしますから、そのことによって利用者の負担がふえてきますよね。そういう方向で財源不足を国は補うという方向をとってきています。そうではなくて、きちんと従来どおり、あるいは利用者がふえた分、増額をきちんとしてやるべきだということを求める内容になるかと思います。
 ○議長(平野勝一)  唯野義勝議員。
 ○9番(唯野義勝)  9番、唯野。
 それでは、介護保険の理念からいくと、この共同連帯の理念ということはどう考えていますか。
 ○議長(平野勝一)  梅津伸子議員。
 ○11番(梅津伸子)  お答えします。
 保険ですよね。その辺で導入の際に保険あって介護なしということがよく言われましたけれども、本来、この辺の財源については、国もきちんとした見通しを持って行うべきだというふうに思います。そこのところの見通しもこの制度の創設当初から国民の間では厳しく指摘もされてきた点だったというふうに思います。
 ○議長(平野勝一)  よろしいですか。
 ほかにありませんか。
             (発言する者なし)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め質疑を終わります。
 これから、討論を行います。
 橋仁美議員。
 ○6番(橋仁美)  6番、橋仁美です。
 内容につきましては理解できる部分もありますけれども、抱えているすべてのことを賛成ということではないので、私は反対の立場での討論とさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  賛成討論はありますか。
 廣瀬俊幸議員。
 ○12番(廣瀬俊幸)  12番。
 本案件に賛成の立場から討論をさせていただきます。
 意見書の中にもあることでありますが、社会保障の費用抑制、この名のもとに介護保険の2割ないし3割負担の導入や政府における母子加算の廃止は、憲法25条に基づく生存権すら危うくするものと、このような私の立場から本案件に賛成をするものであります。
 ○議長(平野勝一)  反対討論はありませんか。
 唯野義勝議員。
 ○9番(唯野義勝)  9番、唯野です。
 先ほども質疑の中でお伺いしたことに対して私は理解ができませんので、反対討論とさせていただきます。
 ○議長(平野勝一)  賛成討論はありませんか。
             (発言する者なし)
 ○議長(平野勝一)  ほかにありませんか。
             (「なし」と呼ぶ者あり)
 ○議長(平野勝一)  ないものと認め、討論を終わります。
 これから会議案第15号について採決します。
 本案は原案のとおり決定することに賛成議員の起立を願います。
             (賛成者起立)
 ○議長(平野勝一)  起立少数と認めます。
 したがって、本案は否決されました。