Q22 商工業はどうなるのか
      

  芽室の特色が失せる可能性がある

             
〓 メリット 〓

帯 広 圏では・・・

■商 業
 特に帯広市との境界がなくなり、人口規模が大きくなることや生活圏がさらに広がることで、郊外型の大型店が進出しやすくなることが考えられます。自家用車を持ち交通に不便のない家庭(消費者)にとっては、価格や物の豊富さなどから便利になることが考えられます。

■工 業  
 人口規模の拡大により市としての知名度が上がることなどによって、企業側としても拠点都市として進出しやすくなることが考えられ、企業誘致が進み、産業の活性化につながることが考えられます。




西 十 勝では・・・

■商 業
 特にありません。生活圏や商業圏はすでに固定しており、帯広市側への消費購買力(注33)の流出は変化しないと考えられます。役場所在地が芽室となった場合に昼間の人口が増え、購買力が伸びることが考えられます。

■工 業
 企業誘致のうえでのメリットは特にありません。






〓 デメリット 〓

帯 広 圏では・・・

■商 業
 郊外型の大型店が帯広市を中心に進出しても、自家用車を持たない高齢者などにとっては便利な点はなく、むしろ、帯広市での買い物が多くなった場合に芽室の商店街が衰退してしまうことが考えられ、地元で買い物がしにくくなるなどの不便が考えられます。
 また、芽室の商店街も売上が減少するなどの影響が考えられます。
 現在の役場が新市の支所となった場合には、配置される職員が大幅に減少することも予想されるため、飲食店等の売上に影響がでる可能性があります。

■工 業
 現在は、各市町が個別に企業誘致を行っていますが、芽室町は帯広市と比較すると安い単価で用地を売り出しています。合併によって価格の平準化が図られると現在の単価より高い金額設定となり、用地売却が進まないことが考えられます。また、各市町でもっている工業団地の残地が多く、場合によっては販売の中止や用途の変更の必要性がでてくる可能性があります。



西 十 勝では・・・

■商 業
 特にありません。

■工 業
 清水町・新得町では活発な企業誘致が行われておらず、芽室町の工業団地での誘致が中心となると思われますが、「市」となり知名度があがるなどの効果もなく、メリットはありません。















                          
〓 メリット 〓


■商 業
 これまで同様中心市街地を核とした商業振興対策を継続することができます。
 商業者は、地域に密着した行事や住民とのつながりを保ちながら商売を行うことができます。
 日常的な食料品・生活用品を購入するためのスーパー・商店は揃っており、日常生活に支障が出ることはないと思われます。

■工 業
 これまで行ってきた芽室町の特色(帯広市と比較し用地価格が安いなど)を生かした用地売買を推進することができ、現在行っている、段階的で計画的な企業誘致を進めることができます。


〓 デメリット 〓


■商 業
 特にありません。

■工 業
 帯広圏での合併の場合のように「市」となることよって企業が進出しやすくなるメリットはありません。不況の中で芽室町独自の特色をPRしての企業誘致を進めなければなりません。


〓 想 定 事 項 〓


 現在でも帯広市の大型店への消費購買力流出はありますので、今後も商店業者等が自ら積極的に販売促進の努力を行っていくことが必要となります。

商工会
 商工会の今後について行政が言及することはできませんが、想定されることとして市町村合併に伴い、商工会同士の合併や支所的な機能をどのように配置するかなどは検討されるものと考えられます。
 商工会が合併した場合には、合併のパターンにもよりますが人員配置や権限などについて影響が出ることが考えられ、特に帯広圏での合併の場合は、組織がスリム化されるなどにより行政の負担(補助)が減少することも考えられるほか、他市町との情報の共有が図られて経営指導員の一層の資質向上が期待できます。一方、地元の商工業者との関係が薄れ、きめ細やかな経営指導が受けにくくなるなどのデメリットも予想されます。
 また、芽室町商工会が独自に行っているさまざまな事業などについては、合併後の商工会で検討されることとなり、場合によっては現在行っている事業も見直されることが予想されます。