日本で使用しているエネルギーのうち、国産の比率はわずか4%。多くを外国からの輸入に頼っています。
また、石油や石炭などの化石燃料には限りがあります。
化石燃料の使用による二酸化炭素排出量の増加は地球温暖化の原因となり、異常気象や海面上昇などの影響をもたらします。

これらを解決するため、今まで使用していなかった太陽光や木質ペレット、家庭から出る使用済み天ぷら油から製造したBDFなど、新しいエネルギー「新エネルギー」の導入普及が求められています。



北海道経済産業局主催の「平成22年度 北国の省エネ・新エネ大賞」において、芽室町が啓発普及部門で大賞を受賞しました。
本賞は、道内で先進的なエネルギー利用に取り組んだ企業や団体を表彰するもので、平成22年度は芽室町のほかに1企業、3団体が受賞しました。
芽室町は、地域資源を活用した省エネ・新エネを推進している点が評価されたものです。

 主な取り組みは次のとおり
○ソーラー式長いもプランターへの補助制度創設
○小豆殻、長いもつる・ネットの燃料化調査・研究
○工業団地立地企業への省エネ診断の実施
○天然ガスの利用促進
○国内クレジット制度の活用調査
○高齢者事業団による剪定枝のペレット燃料化の調査研究
○ペレットストーブモニター事業
○公共施設等での木質ペレットボイラー・太陽光発電システムの導入




芽室町の日照時間の平均は、年1,904時間と道内の主要都市と比較して高い値となっており、また、外気温が上昇すると発電効率が低下することからも、芽室町は太陽光発電に適した地域といえます。

◆住宅用太陽光発電の場合は・・・

発電効率の良い、南側の屋根に「太陽光パネル」を設置します
(一般的に4kWの場合、36uの面積を必要とします。)
太陽の光を直接電気に換えます
夜間は発電できません
発電した電気を貯めておくことはできません
余った電気は電力会社に売却できます
発電した電気をグリーン電力証書化できます

太陽光発電システムの導入に関しては、各種補助制度がありますので、町にご相談ください。

住宅用太陽光発電システム導入費補助金はこちら



林地残材や工場などで発生する木くずなどを粉々にして円柱状に固めたもの
木材に含まれている成分が熱と圧力で固まるため、原料は100%木材のみ
灯油などの代替としてストーブやボイラーの燃料として利用できます

木質ペレットの利用については、専用のストーブやボイラーが必要になります。

◆ペレットストーブの使用条件

給排気筒用の穴が必要
  給排気筒の設置により、煙突にススがたまることはありません。(既存の穴を利用できない場合があります。)
ペレット補給作業が必要
  燃料であるペレットを1日1回程度補給する必要があります。通常、1日当たり10〜15kg程度使用します。(ペレットの価格は50円/kg前後。熱量は灯油の約2分の1なので、おおよそペレット2kgで灯油1L分の熱量(エネルギー量)となります。)
灰の処理が必要
  微量ですがペレット焼却後に灰が残りますので、定期的に灰の取り出しが必要です。
薪は使用不可
  ペレットストーブの燃料はペレット専用ですので、薪など他のものは使用できません。
 



芽室町に存在する資源を、新しいエネルギーに変えて利用する「新エネルギー」について、現在の利用可能量を調べ、将来の利用目標を定めた「芽室町地域新エネルギービジョン」を平成21年2月に策定しました。

芽室町地域新エネルギービジョン報告書 本編(pdf) 概要版(pdf)

平成26年度は、「芽室町地域新エネルギービジョン」で設定した中期目標年度までの中間年にあたるため、「芽室町地域新エネルギービジョン」がどの程度進んでいるのかアンケート等を実施し進ちょく状況を把握しました。

芽室町地域新エネルギービジョン進ちょく状況報告書(pdf)




「新エネルギー」のうち、芽室町で今後特に重点的に取り組む「太陽光発電」、「バイオマス利用」について、公共施設、事業所・企業での利用可能性について調査し、将来の利用目標を定めた「芽室町地域新エネルギー重点ビジョン」を平成22年2月に策定しました。

芽室町地域新エネルギー重点ビジョン報告書
「太陽光発電及びバイオマス利用の具体化検討調査」 本編(pdf)



農業残さの燃料化を事業化するために必要な詳細調査及び検討を行うため、次の調査・検討を行い、平成22年3月に報告書を作成しました。

@農業残さの収集、保管及び運搬に関する生産者の意向調査
A農業残さの利用可能量調査
B農業残さと合わせて燃料化する可能性があるものとしての生ごみ排出量調査
Cエネルギー転換システムに関する調査
D関連法として廃棄物処理法に関する検討

芽室町の公共施設を活用したバイオマス資源の町内循環推進事業報告書 本編(pdf)



平成22年度、北海道の「一村一炭素おとし」事業を活用し、上美生出張所にペレットストーブを、めむろシニアワークセンターの事務所にペレットストーブ及びペレット供給タンクを設置します。また、上美生のパン屋「カントリーブラン」が設置するペレット窯及びペレット供給タンクの設置費の一部を補助をいたします。

事業計画書はこちら

補助金評価報告書はこちら



平成24年度、北海道の「一村一エネ」事業を活用し、高齢者事業団(シニアワークセンター)が運営する花育苗施設の灯油ボイラーをペレットバーナーに転換し、これまで廃棄物として費用をかけて処理していた街路樹や支障木の剪定枝を、ペレットバーナーの燃料(木質ペレット)として利用することで地域内循環を進めます。
また、木質ペレットの需要を高めながら高齢者の雇用の維持・拡大と町内会が実施するフラワータウン事業を通じて地域コミュニティの活性化を図ります。

事業計画書はこちら

補助金評価報告書はこちら



芽室町では、環境施策の基本的な考え方を示した、「芽室町地域新エネルギービジョン」及び「芽室町地域新エネルギー重点ビジョンに基づき」、工業団地の皆様とともに平成21年度から3ヵ年の計画で『省エネ推進モデル事業』を実施しています。

平成22年度省エネ推進モデル事業報告書
@表紙、はじめに、目次 本編(pdf)
A芽室町の取り組み 本編(pdf)
B改正省エネ法の解説 本編(pdf)
C省エネ実施事例紹介 本編(pdf)
D視察地紹介 本編(pdf)
E事業所紹介 本編(pdf)
F新エネ・省エネに関する意識調査 統計 本編(pdf)
Gマップ 本編(pdf)


芽室町は平成23年度次世代エネルギーパークに認定されました。芽室町では街路樹などの剪定枝、小豆殻、長いもつるなどの農業残さを活用したペレット製造工場を中心に、町内各所のペレットボイラーや太陽光発電などの再生可能エネルギー関連施設と組み合わせて「エネルギーの地産地消」の取り組みを推進しています。

経済産業省資源エネルギー庁 次世代エネルギーパーク ページリンク
http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/park/p35.html


長いもの栽培時に使用するネットは再利用が困難であり、処理に膨大な時間とコストを要していました。このため芽室町では、その長いもネットや、小豆を収穫する際に発生する小豆殻、剪定枝などを用いたペレットを作成する等、農業残さの燃料化の調査研究を北海道立総合研究機構の事業として平成24年11月から始めています。
この調査研究によって、地域内におけるサーマルリサイクルシステム(回収・洗浄分離・燃料製造・熱供給)が推進されます。また、処理困難な農業用廃プラスチックを熱源とする地域内リサイクルが推進することが期待されています。